2010年 05月 27日
Playoff ECF vs ORL@5
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=パーク、みんな、君の頑張りを見ているよ。大切なメンバーの1人なんだ=
homeにて1勝を許してしまった我ら。
次は、roadにてgame5です。
何れにせよ、3勝王手を掛けてる我らと、
追い込まれているマジック。
しかし、場所はマジックhome。
さて、どうなったでしょうか。
boxscore
さて、試合内容。
結果は、92-113で我らの負け。大敗です。
だけど、これには点数差だけでは語れない色んな出来事がありました。
ゲームハイライトや試合の流れはこちらからどうぞ。KEYS TO THE GAME
今回、このシリーズを戦って来て、game5にして初めて
「そうそう、これがマジック!」と言う、試合を魅せてくれました。
とてもoffは素晴らしかったし、reb数を見ても明らかで
試合を自分らのモノにしていた感がありました。
この日、スタンが挙げた目標として「何としてもrebを獲られるな、(獲れ)」
と言うのを言われていたんだそう。その努力が表れていますよね。
そうする事で、攻撃オプションも増えます。
「絶対、今日は獲る!」と言う意気込みも加わり、homeで圧勝。
チームとしても上出来だったのでは無いでしょうか。
それに対し、我らは攻守共に出来が悪かった。
スピードもキレも無い、戻るのも遅い、その上メンバーに覇気が無い、
初っ端から何かが噛み合わないような、
そんなジレンマを抱えたまま、試合を終えてしまいました。
だけど、ボロボロになりながら、よくやってくれたと思う。大敗したけど。
それは、試合を観たC'sファンの方々ならば、解って下さると思います。
ここからは、感情論です。試合の内容ではありません。ごめんなさい。
48分の間に色んな事が起きました。
今まで大敗した事は何度もあったけど、
今シーズンこんなに切なく感じた試合は始めてです。
マジックファンの方々から見れば、4Qまだ中盤なのにも関わらず、
ハワードをハックし、意味不明?バカにされたように見えたかも知れません。
だけど、彼が、homeでFTを落とす姿を観客に見せる。
こんな精神的な苦痛を与える事しか出来ない。
見えない所での脚蹴り、膝入れ、肘鉄、VTRにはキチンと映っていました。
(イワユル、ラフプレイと言うか・・・)
ロンドは何度もこの被害にあってます。笛を吹かれた後にも、やられているのです。
ピアスもやられていました。(この人は大っぴらにやられてたけどw)
もちろん、我らもやってないとは言いません。
プレイの流れにて当たってしまう事は、ある程度仕方無いでしょう。
だけど、故意的じゃ無いからと言って、やって良いわけではありません。
しかし、refは正確なジャッジをせねばなりません。
もちろん人の目ですから間違いはあると思います。
refは見落とししているのか、それとも故意的に見逃しているのかは不明ですが、
もう、いつもの事・・・と慣れてしまっているのでは無いのかしら?と、
疑問符を着けたいです。(肘の件)
refの笛が無い事でどんどんエスカレートしていって、試合どころじゃ無くなると、
観てる方も萎えて来ます。それは両者のファンの方だけで無く、
普通にバスケを愛する方々にとっても。
それをただ「大暴れしてたようだ」と一言で片付けるのはどうなんでしょうか。
選手はrefのジャッジに従わねばならない訳ですから、
キッチリ、笛を吹いて線引きして頂きたい。
選手だってどこまでOKなのか解らないんですから。
何名か怪我人が出てからじゃ、遅いです。
この4Q中盤に来るまでにメンバーが1人去り、2人去り、3人去り・・・。
最終的には、4人を欠く結果での試合となりました。
そのメンバーは、パーキンス、ラシード、デイビス、マーキス。
パークは、2Q終盤に不可解な(と私は今でも思っています)techを2つ課せられ、
退場です。
一気に2つ加えられた訳では無くて、1つ目はピアスがゴール下ではたかれました。
その際、ピアスに手を貸しました。その後ろにゴータットが居ました。
ピアスに手を貸した際に、「肘」が軽く彼に当たってしまった。
ゴータットと言い合い。
これ、テクニカル。(ゴータットにもtechが与えられましたが)
2つ目は、ハワードを抑えた際に多少接触しました。
これ、ファール。
このファールに対して少し驚いたそぶりを見せただけなのに、即tech→退場。
パーキンスは仕事半ばもさせてもらえずに、会場内の大BOOの中、
静かに何も言わずに、その怒りを胸に溜めたまま、フロアを去りました。
まだ、ハーフ前の出来事です。(ハーフまで後数十秒)
観てる私も悔しかった。だけど、もっともっとパーク自身は悔しかったはず。
本当は、説明も聞きたかっただろうし、自己主張もしたかったでしょう。
だけど、チームの為。とぼとぼとフロアから出される背中は、
とても淋しそうで、切なくなりました。
でもrefの指示の下、動かねばなりません。
この日、パークはもう戻れません。彼なしで後半戦わなければなりませんでした。
1試合に2つtechを課せられた、制裁です。
この日試合を迎えるに当たって、ドクはメンバーに何度もファールの話をしました。
特に、リーチが掛かっていそうだったパーク、ラシード辺りは、
(7つ目から1試合出場停止、その後2つづつ増えてく毎に1試合出場停止)
ハワードを抑える為に接触が多く予想される為に、入念に注意が必要でした。
彼らもそれを、もちろん解ってのプレイ。
どこまでの範囲から笛が吹かれるのか、
その確かめる作業も(と言うかいつも最初にやってるようなやつ)
最初からおどおどしたような感じだった。
ファールで済めば良いですが、
techを課せられると、次試合から出られなくなる、若しくはその寸前と言う事になるから。
元々、このシリーズだけでは無くてPOに入ってから多くのtechを課せられているのが、
悪い、と言われればそれまでですが、納得のいかないジャッジは試合を荒らします。
そして、直接的で無くても、勝敗を左右します。
翌日、この一件のうち1つのtechが取り消しになりました。(パーク合計6つに)
これで、次試合には出られる権利が生まれましたが、
あの時間は戻って来ない。全く同じプレイの流れを作る事は出来ない。
もちろん、あのままうやむやに闇に葬り去られるよりかは、
よっぽど良いですが、あのrefのジャッジに対しては憤りでいっぱいです。
ドクも怒っているようですが、一つ目のtechも取り下げして欲しい模様。
こうやって、いつも文句ばっか言ってる、不満ばかり言ってる・・・と思われがちなC'sですが、
Ref、結構な高額もらっていますよ、
ちゃんとした一貫性のあるジャッジをして頂きたいのです。
(もちろん、大半がキチンとしてる方と思いますけど)
後半の悲劇は、悲しいけど事故です。
その1人はデイビスでした。
生で観てた時ももちろんですが、
あのシーンを思い出すだけでも涙が浮かんでしまいます。
彼のファイトに。
3Qも、もうすぐ終わりのシーンにて、ハワードをブロックしにネイトが飛んで来ました。
ハワードとネイトの間に、デイビスが居ました。
ネイトはボールをはたけず、ハワードの手を叩いてしまいましたが、
(鬱積が溜まっていてわざとかも知れ無い。
もう一度ネイトブロックのシーンもルイスの手を叩いてる)
これno call。
そのもみ合いの際に、ハワードの肘がデイビスの鼻から少し下の辺りへ直撃しました。
相当の衝撃だったようで、歯は折れ、彼はフロアに倒れたまま試合が進みました。
早く立ちたいのに、デイビスは起きようと思っても、足元がおぼつき立てません。
ベンチに目をやると、ドクが立て!と言ってます。
その指示に従うべく、すぐに立ち上がります。
でも、フラフラで真っ直ぐ立って歩けません。
よろよろでrefの1人に支えこまれるような形で、refのタイムアウトが取られ、
デイビスはラシードに抱えられて、ようやくベンチに座りました。
運が良い事に、意識ははっきりしてたようですが、
どうやら、ボクシングの際にみられるような、ブラックアウトと言う現象で、
記憶が一瞬飛んでしまっていたようです。(脳震盪)
だけど、何度も立とうとするあのファイトが、頼もしかった。デイビス。
数分して、彼は意外とケロっとしていましたが、
安静にしなければならない為、下がったまま戻れません。
(ドクの話では、次の試合には出られそうとの事。医師チェックOKなら。本人も出る気満々)
insideがこれで2人、欠けました。
KGもそうそう出られません。頼みの綱はラシードです。
inside以外では、ロンド本人は大丈夫だと言ってましたが、
全く、そのような感じは見受けられず、(試合中にも足をぐねったようにも見えた)
その代わりのTAも脚を傷めている最中、ネイトを出すしかありませんでした。
そして、2人目の犠牲者はマーキスでした。
こちらも、事故だった。
自らの憶測を誤って振り返った時に、意外と近くにゴータットが居たため、
ゴータットの腹元に頭を突っ込む形となり、倒れてしまいました。
結構な衝撃だったようで、試合の流れが止まった後ベンチに下がりました。
彼は、診断結果によれば、次の試合には出られないくらい症状が重いとの発表です。
これでメンバーの中で3人が出られません。
もう、4Qに入っていますのでファールトラブルもあり、
その上出られるメンバーも限られている・・・中から、
ついにラシードもファールアウトしてしまいました。
(得点も残してくれましたが)
4Q、点差的にまだ詰められる場面も見られたけど、
もはや、もう片翼を失ったような形の我らC's。
上手く飛べません。守れないし、動けないし、攻められない。
そんな中、ポストが居ない分、穴埋めとして(シェルダンも出ましたけど)
ピアスがギリギリ最後まで出てました。
彼は、多分3Qだと思うけど、判定はゴータットのファールになってますが、
あれは、後ろからハワードに押されて、ヤラレてたと思う。。。
その際に古傷の肩をまた打ってしまいました。
(その前に、パークが1つめのtechの時にも倒れこけてる)
もう、一方的に攻撃されてるかのよう。
幸い、まだ次戦チャンスがありますから、早々に白旗出すかな?と思いましたけど、
そう言えば、メンバーが欠けてて出せない。
だから、ロンドだってRayだって残って出てました。。。結構ギリギリまで。
負けると決まった試合だったのに。
だけど、最後までやりましたよ。
皆で居ないメンバーの分を埋めながら、
文字通り、満身創痍でボロボロになっても。
何とも、後味の悪い試合でした、と、そう思うのは私だけでしょうか。
このジャッジミスとも言える事で勝ち負けは、この日変わらなかったと思います。
マジックの出来が、とても良かったです。
だけど、清々しく負けたのとは(清々しく負けるって意味不明ねw)
ちょっと違ったモノが、心に傷として残りました。もちろん、身体にも・・・。
この日我らが負けた事で、game6が決定しました。
幸いhome戦。
だけど、メンバーはボロボロです。
元々、傷み共存メンバーは、KG、ピアス、ロンド、パーキンス、TA、シェルダン。
に加えて、デイビス、ラシードも。
マーキスは次出られないようなので、実質健康そうに見えるのは、
Ray、ネイト、フィンリーだけと言う事になります。
怪我人は、他のチームでも言える事ですが、
相当、我らにとって不利です。
Best of 7 が3-2で優勢であっても。
でも、前に進んでやるのみ。
Rayが試合後、言ってたように、次が実質7戦目だ!!です。
これしきでは、負けませんとも。
精神面でも、タフで強いキャプテンが我らには居ます。
ベテラン陣が居ます。ファイトある若手もいます。
いつもメンバーを支えながらガッツと勇気をくれ、「チームバスケ」を教えてくれる、
優秀なコーチが居ます。
チーム皆で自分達のバスケが出来れば、今まで通り必ず獲れると信じています。
獲るんだ!と言う意識を強く持って、チーム皆で獲るんです。
皆が1つになった時の力は、ハンパ無いです。
シリーズを制すのに後1つ☆
そして、目指す所まで後5つ!☆☆☆☆☆
次の試合は、現地5/28 EST 8:30 homeで。
今回の怪我や、ラフプレイに付いての関連記事
Celtics Overpowered by Dwight Howard, Magic's Physical Play
Bruised and battered, C's still seeking closer after brutal Game 5
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<参考>
現時点でのテクニカル数(BOS ORL)
※PO累積7つ目で1試合出場停止。以降、+2ごとに1試合の出場停止。
パーキンス=6
KG=4
ラシード=4
ロンド=3
バーンズ=4
現時点でのFlagrant数
※FファウルはFF1に1点、FF2に2点がつけられ、
PO累積3点を超えた時点から出場停止処分。
ピアス=1
パーキンス=1
バーンズ=1
ハワード=2
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この間のgame4でハワードのKGに対しての肘鉄が、フレグラントと格上げ。
game5のピアスのJJに対しての突き飛ばしが、フレグラントと格上げ。
どちらも、その場ではPFのジャッジでした。
by berry-34
| 2010-05-27 23:53
| Celtics