2012年 05月 03日
Playoffs 1stR Game2
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シリーズ二戦目。
引き続き、Atlantaでの試合です。
1日休みはありましたが、この試合にはロンドは出られません。
(停職の為)
スタメンには、backcourtペアはエイブリーとピートラス、
そして、ピアス、バス、KG。
さて、どうなったでしょうか。
Boxscore
試合結果など。
結果は、87-80で我らの勝ち。
ハイライトなどは、こちら。KEYS TO THE GAME
初戦をあんな形で落としましたが、敵地で1つ獲りました。
タイに並びましたね。
ロンドとレイレイが居ない試合のパターン的に、
恐らくピアスをメインにして行くんだろうな、って安易に考えが立ちますが、
全くその通りでした。(笑)
この日のピアスは、表に裏に大忙しで大活躍でした。
(PT44分)
スコアリングをしつつ、リバンを取りつつ、game makeをしつつ、
オールラウンダー的な働きをする事で疲れを比較的呼ぶ事無く、
返って彼を休ませられる役割にも回れて、
終盤へ向けて集中を高めていっていましたね。
最初観た時は、「ピアス任せになってて良くない」と思いましたが、
これは最初から彼に託して試合を獲ろうと言う作戦だったんじゃ無いかな、と
思っています。
終盤の攻守共に渡った彼の集中は、ホント凄かったです。
最後の最後まで、根詰めてましたね。
だけど、この勝ち方で次も行ける訳では無い。
シリーズで同じ手は使えません。
これは、勝ち方の1つ、です。
この日の試合は総力戦と言った形で、選手のローテーションも細かく、
10人で回していましたね。
皆で作り上げて獲った1勝です。
彼がスコアリングする裏には皆のDFがあるし、
シュートを撃つにはPassもある。
皆が彼にボールを集めて、得点を決めてた役割はピアス、
そう言った形でしたね。
それと、初戦ではあまりリムにアタックするPlayが少なかったように思いますが、
この試合では、積極的にリムにアタックしてFTを貰うPlayも
ピアス以外の選手にも観られた事も良かったと思っています。
だけど良かった事ばかりではありません。
ピアス発信で彼がボールを持つ時間が多いって言う事もありますが、
TO8、これは笑えません。
相手も偶々TOが多かったので隠れてるて言うか、助かっていますが、
ケアレスなTOを気を付けるだけで、相手の流れを作らせなく出来るし、
展開だってもう少しラクにも出来るはず。
1TOに付き=3点入れられる、位に危機感もって抑えようとして欲しいです。
前半、KGの疲れが顕著に見られてピンチな場面もありましたが、
後半、4Qに関してはフルでチームを支えてくれていましたね。
声も今回は前回に比べてよく出ていたと思います。
この試合では、リバンも皆で頑張り、リードしました。
だけども、相手のDFが上手く機能していて、中々ペイント内で得点出来ず、
ミッドレンジでのシュートが多くなっていましたね。
相手のFGを抑えてた事は良かったですが、我らも抑えられていました。
試合の展開的には、序盤からキッチリ着いて行ってた事が良かったです。
初戦では、序盤の開きが最後まで響いたような所があったと思ったので。
相手にすれば、走りたい。
トーンアップしてアップテンポな展開へ持って行きたい。
我らにすればそれは疲れる。
(あれだけ、テンポアップをRSで訓練してたとは言え)
そこを相手は分かっていて、最初はカナリアップテンポな展開でしたね。
その展開の中、(疲れながらも)キッチリ着いて行ってたのは良かったです。
何度も安易に中に入られてしまうDFの緩さがあってその度にヤラれ、
ヒヤヒヤしましたが、初戦程のかけ離れた感はありませんでしたね。
(中に簡単に入られるってのはアカンけど)
後半を3点ビハインドで折り返し。
ここからが大きな山でしたね。
追い着くはおろか、逆に離される展開になって二桁差まで離されました。
だけども、今まで全くサイドが決まって居なかった我らに、
キーオンがスリーを決め、その扉を開いてくれました。
(その後にすぐ、Joeにスリーを決め返されますが。
このJoeのスリーは、スチーマーがリバンをタップしようとしてたのに、
相手のPassの中継を行った形で、Joeにアシストしてしまってたw まあ事故です)
点差的には二桁差でしたが、どこかチームの気持ちは軽くなれたように思います。
ここから、粘って守ってこらえて、5点差まで詰めて4Qへ。
ピアスは3Q出ずっぱりでしたので、終盤バテそうだな・・・と思いましたが、
引き続き出る事に。
まずは5点差から3点差の展開へ持って行きたい。
両者、最初のPossession決めかねますが、我らが先行でまず詰め3点差に。
この後、見事なDF(24秒ナイDなど)からの又大きな流れ。
その後、エイブリーがshootを決めついにタイゲーム。
ここから突き離すには、カナリ時間があったので展開がまだ変わるかも知れない
予感はありましたが、流れに乗り5連続でshootを決め、
残り3:30を残して5点リードと突き離しました。
このQのピアスの集中は凄まじかったです。
(4Q26点中、13pts)
相手が3:30でタイムアウトを取るきっかけになったのは
ピアスのスリーのとどめでしたね。
(やっと入ったw スリー)
==このピアスの連続OFが決まるちょっと前、
相手の二本柱の1人、ジョッシュがPlay中に捻挫をしてしまって、
ロッカーへ下がってしまいました。==
(KGの足を踏んでしまいぐねった模様)
我らはその後もFTで点を重ねて行き、最後のFTはエイブリーがきっちりと二本決め、
試合の幕を閉じました。
残り1:15のシーンで、ピアスがリバンを捕り尚且つファウルも貰ったFT、
きっちり二本を決め7点差に広げ、相手が20秒のタイムアウトを取る前、
あのティーボウイングをしてましたね。(笑)
(最初の写真のポーズです)
ピアスがホントに祈りを捧げて居たかは不明ですが、
ドコかであのポーズをしようと、準備していたように思います。(^_^;)
今回の総力戦、前半と3Qの途中まではチグハグなシーンも多かったですが、
ベンチ陣もとてもよく仕事をしてくれたと思っています。
キーオンのスリー開門、そしてマキの見えない所での仕事と、
練習の成果が観られたOF、
(彼の1 on 1のトコはもっと勢い良く決めて欲しいってのはあります。
ポストアップしてる間にWに着かれる恐れもあるし、決め切れない事が多いので)
1Q早々にファウルトラブルからピートラスが下がってしまった後、
頼りになったのはパブロビッチ。
スモールラインナップを恐らくドクが考えて居たと思うので、
後半余り出番はありませんでしたが、スチーマーもブロックとリバンで貢献、
ホリンズもあの大きな体を使ってリバンに絡んでいってましたね。
(1Q最後のOF、時間が無くなって決めきれなかったのは残念だったね)
最後に、エイブリー。
相手チームのファンの方々は最初彼の名前すら知らなかった。(笑)
だけど、今は彼の存在を鬱陶しい(これは褒め言葉)
と警戒してくれるまでに成長しました。
早さだけじゃ無くてDFでも大きく貢献してくれています。
あの小さな体全身でのブロック、素晴らしいです。
OFはサイドが中々決まらずで、自信喪失的な感じがありましたが、
硬さも今回は少し抜け、スリーこそ決めきれなかったですが、
ミッドJは決めていましたね。
この大舞台で、こないだまでベンチで座ってた若手の彼に責任ある役割が今はある。
このプレッシャーを跳ね返して、又1つ大きくなって欲しいと願っています。
長くなりましたが、相手のOFパターンの多さも素晴らしい。
その度に我らのDFは翻弄されるし、アジャストしなきゃならなくなりますが、
若くて威勢の良いティーグ、彼はとても脅威である事は確か。
だけど、まだまだ若さから来るPlayが多いのも事実なので、
調子に乗らせるとマンどくさいけど、抑える事もそう難しくは無い。
私が観ていて1番「コイツ、マンどくさーーーいw」って言う代表は
やっぱカークですよね。
経験もそれなりにあるし、力もある。
そしてIQもそこそこ高くていやらしく上手いです。(笑)
前にも書きましたが、彼が流れを持って来る大きなPlayをする役割のように
思えるので、カークに警戒しつつ守りを緩めないで欲しいな、と思っています。
(Joeやジョッシュはある程度仕方無いって言うか)
いつもの事ですが、ドライブを許さない、ペネトレイト侵入を禁止する、
ここにDFの照準ですね。
(まあ、それで初戦はサイドが決まってしまってたって例もありますけども)
敵地で獲った大きな1勝とは言え、まだ1-1です。
次からホームで2連戦、ここでキッチリ勝っておきたいですね。
理想としては、game3 or game4 でレイレイが一度戻って来てくれると、
尚嬉しく思っています。
(今の所、彼のタイムスケジュールは未定です)
次の試合は、現地5/4 EST 19:30 TD Gardenで二戦です。
game3 , game4 はおウチですよ!
そして、ロンドが戻って来ます。(∩´∀`)∩
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by berry-34
| 2012-05-03 09:10
| Celtics