2010年 05月 02日
Playoff 2ndR vs CLE@1
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いよいよ2ndR開始です。
BIG3を結成してから、初めて地の利を持てない状況での対戦・・・。
しかも、今回は最高峰の山、シード1のキャブスとです。
Ohioに乗り込み、敵地でのまずは対戦から。
熱気むんむん、キャブスの期待に満ちたお客さんの中、
さて、どうなったでしょうか。
boxscore
さて、試合内容。
結果は、93-101で我らの負け。
全体的に観て、良く無い面ももちろんあったけど、
総括して、よくやったと思います。負けたけど。
その負けの要因の1つとして、周りの方々の感じ方は、
「前半リード出来ていたのにも関わらず4Qに逆転された、酷い負け」
と言うように認識されていますが、
もちろん、逆転されて負けた・・・と言うのは結果的に現実。
だけど、私の観方はそうでは無いです。
前半リード出来ていたんでは無くて、させられていた、って事ですね。(笑)
そして後半まで密かに力を溜めといて、最終Qで疲れた頃、
一気に追撃って言う、キャブスって嫌なチーム。(笑)
(凄いって事ですよ)
好い加減、我らもこの「後半失速説」って言うのに対しての、対策、
対処など、練って欲しいものです。。。(笑)
もちろん、それの上をキャブスがいくのでしょうが。
(後半MO@ロンドを辞めて→TP@ロンド、ミスマッチであってもRay@MOに替えた事とか)
今回の試合を観ていて、キャブスは力全部出してなかったですね。
まだ、余力があったように思えました。
前半我らにリードさせるやり方は、相手の想定内。
言わば、様子見で我らを試していたとも見えました。
キャブスのやり方は、必ず前半は泳がせておいて、
しっかり4Qで追い詰め、その上追い越し圧倒的に支配する、
そう言ったやり方で、必ず勝ちを手にして来たと思います。
それが上手くいかない時、彼らは負ける。
だけど、RSから観ても、ほぼその作戦が上手くいき、
満遍なく勝って来ているのですから、やはり精神的にも体力的にも長けたチーム。
実力は無くとも、戦力を十分に使いながら勝てる、優秀なチームです。
レブロンが1stRで、肘を痛めてしまった・・・と言う事が報道されましたが、
実は、大丈夫な状態なんだと思います。
(怪我が無い上で対戦する事の方がもちろん嬉しいですし)
前半、全く彼はジャンプシュートを撃たなかった。
撃てなかったのでは無くて、撃てるけど「撃たなかった」です。
まずは、フィジカルに仕掛けて来てFTを確実に決め、
得点を重ねる・・・と言う方法だった。
今回の1戦目は、言わばレブロンのストレッチ?と言うか、
調子を試す1戦、のように思えてならなかった。
我らの後半のミスが命取りとなり、1勝を獲り損ねたと言った感じです。
最終的な敗因は、4Q残り3分からの攻めだったと思っています。
イージーに攻め過ぎた、そのOffが上手く機能しなかった事により、
気持ちが焦り、まさかと思うシーンでのファンブル・・・
チャンスは何度かあったし、相手のシュートが外れたシーンで、
我らが決まっていれば、もう少し粘れた・・・と思えただけに、
残念です。良いトコまで追い着いていけてたのに。
相手が余力をまだ残していた、全力でなかった、にせよ、
勝てた試合だった。この1敗は辛いです。
流れで言えば、前半我らはdefが良かった。
だけど、残念ながらdefが良いだけではこんな強敵には勝てない・・・。
それに併せてoffも機能しなければなりません。
その上、ファールトラブルに悩まされた。(これいつもだけど)
そして、後半はボールが廻っていなかった。
3Qの残り5分くらいのシーンで、MOの猛攻撃が始まり、
その序章は、MOのダンクからだった。
それまで二桁差もあったけど、みるみるうちに点数は重なり、
追い詰められた。そこへ絶好調で素晴らしい働きをしてたロンドがファールトラブル・・・。
どんどん追い詰められた事で焦ったのかも知れない。
要らんファールでした。狙い過ぎだった。
3Q残り2分のシーンでロンドはファール4つ目。
ベンチに下がらねばならなかったです。
その後、3Qのギリギリブザビに、レブロンがlayupにて得点し、
とうとう78-79と追い越しされました。
こうなれば、相手のペース。
ここからが、彼らの魅せどころ。(キャブスの)
4Qはキャブスの作戦通りに試合が運ばれました。残念ながら。
前半のフィジカル差に輪を掛けて攻撃的に攻め、
ロンドが吹っ飛んだシーンも。。。
まだまだ、点差にすれば逆転し返すのも可能・・・だったけど、
残り3分を切ったくらいに、ピアスのアイソレーションによるイージーな攻めが続き、
(もちろん、決まればラッキーだし、きっかけにしようと思ってたのは解るけど)
ロンドに指揮をさせていませんでした。
(アイソ、もう少し後で良かったと思う)
点差が離れれば離れるほど、気は焦るしホントはinsideで確実に入れたい、
でも時間が無い、外から撃たねば追い着かない・・・だけどシュートが入らないの悪循環。
チャンスがあった肝心なシーンでopenだったRayが逃げてしまい、
パスを投げる・・・と言った弱気な面も見えるなど、
(実際はどこか傷めているのかも知れ無いけど)
最後はあたふたして、自滅とも取れるプレイにて終了。
(パークのファンブル→TO)
有終の美はレブロンの3Pだったです。(笑)
この3Pが無くても、この試合は残念ながら我らが負けていたと思いますが。。。
最後、ファンブルしてチャンスを逃したのがパークだと書いたけど、
それももちろん事実なんですが、彼をフォローするとすれば、
1Qの初っ端から、シャックとの接触により、唇の横を5針も縫う切り傷を負ってしまった。
すぐ下がり、その後すぐ復帰しましたが、
処置を受けてすぐはその痛みもそんなに感じなかったのかも知れ無いけど、
試合が進むにつれて、時間が過ぎていくと、徐々に痛みが疼き出し、
そちらに集中力を奪われてしまって・・・と言う経緯もあったと思います。
結果的に、ボールを落とす事がチャンスを逃した事の1つではあるんだけど・・・。
今回、ロンドが見事な活躍ぶり。
彼の苦手なFTは12/14。とても集中していました。
2投のミスは精神的に疲れて来た頃の4Qでのモノ。
その1投は吹っ飛ばされた後に投げたモノです。
悔しさの中、ロンドはその想いを押し殺して決めました。(1/2だけど)
そして、彼のgame makeによる指揮は素晴らしかったです。
いつもチームの事を考えているロンド。
そこには、昨年のちょっと小生意気なロンドは居ません。
落ち着いていました。
皮肉にも、ロンドの活躍があった為に
「ロンドを封じれば良い」
と察せられ、彼のドライブインコースを(ペネトレイトで)
阻む強力なフィジカルdef攻撃に遭ってしまうシーンも、
観られましたが。(ノД`)
彼の代わりが居ないのが、この先とっても不安でもあり、
相手に突かれる1つでもあると思います。
あのアンディーの活躍をする場さえも、作らなかった。
これも今回良かった点です。
そして、全体的にFT率が良かった。(ほぼロンドしかFTしてないんですが)
数は相手の方が10本も多いですが、決まった数も同じくらい。
(ウチらのファールが多いって事はダメな点だけど・・・)
KGが終始、落ち着いてプレイに集中していた。
マイアミの1戦目のような事はなかったです。(笑)
今までキャブスはPOで、homeで初戦を勝てば、
そのシリーズに敗れた事が無いんだそう。(笑)
統計上、数字上でも、敵地で初戦を落としたチームは、
そのシリーズを制せ無いとの見方濃厚らしいですが、
でもそれは、最後までやってみなきゃ解らない。
キャブスが敗れた事が無いと言うその記録を我らが塗り替えるって事も出来るわけだし。(笑)
まだ1戦目が始まったばかり。
長いシリーズになると予測されますので、
手の内をある程度1戦目で見せてしまった我らが
次の一手、どう出るのか。
こちらも楽しみです。
ファンとして、チャンスがある限り諦める事無く
最後まで応援し続けたいと思いますヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆
「諦めたら、そこで試合終了だよ」by 安西監督ww
次の試合は現地5/3 EST 8:00キャブスhomeで。
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現地で取材されてたライターの方のツイートより。
試合後のピアス談
「3Qでターンオーバーが多すぎたことで、彼らに追撃のきっかけを与えてしまった。
残り3分で同点だったけど、そこから攻防両面で機能しなかったし、
Shaqがtip3回など50/50のルーズボールで負けてしまった。
3つ目のファウルが痛かった。3Qでアグレッシブになれなかったね」
続いてドク談
敵地で勝つチャンスを逃したことについてDoc
「少なくともあと3度ある。それについては保証する。それがNBAのバスケットボールというもの。
毎晩勝つチャンスがあることを望んでいるし、そのうちの1つをモノにできればいいね。
どちらにとっても」
だそうです。
もっと詳しい試合内容などは
記事参照:LeBron, Cavs elbow past Celtics in Game 1
などもどうぞ。
by berry-34
| 2010-05-02 23:30
| Celtics