2010年 04月 28日
Playoff 1stR vs MIA@5
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homeに戻ってgame5です。
今回決着が着けば我らは勝ち抜け、
ヒートが勝てば、又マイアミで対戦。
さて、どうなったでしょうか。
boxscore
さて、試合内容。
結果は、96-86で我らの勝ち。
この勝ちで2ndRへ進出する事が決定しました。
今回の試合は、game4で見られたような、「勝ちに行く姿勢が無い」と言うのに反し、
我らの顔付きが「今日勝ってシメる」と言う意気込みが伝わった試合だった。
それをもちろん察して、受け入れるヒート。
緊張の流れる試合展開であったと思われます。
我らの集中力が途中キレたようなシーンも見られましたが、
(20点差を着けていたにも関わらず、3点差まで追い詰められるなど)
又上手く立て直し出来た、最終場面まで意識を高めて持っていられた(メンタル面)事が、
勝因の一つであったと思われます。
キャプテンに関して一貫して観ていると、終始、気持ちに余裕があったように見られた。
どこからあの自信が来るのかは不明ですけど。(笑)
それはきっと、相手を侮っているって言うワケじゃ無くて、
メンバーを信頼してるから。チームで我らはバスケをしているから・・・
と言う精神の下での意識かと。
パスを廻す、守る、撃つ、rebをとる。
誰かが、必ずフォローなりバックアップに入ります。
それが、今回結果的に勝ちへ結び付きました。
試合内容としては、前半から相手のフィジカルな攻撃が始まりました。
勝たなければならない、手段の1つでもありますね。
まんまと引っ掛かる我らは、ファールトラブルに悩まされました。
FTを相手に打たせて、点数になる。それだけじゃ無くて、ファールを課せられる事で、
どんどんプレイが萎縮していく・・・と言うスパイラルに陥ります。
ヒートのこの作戦は、前試合と同じだったと思われます。
よくその手に引っ掛かるのがパーキンス。
もちろん、我らのチームに不可欠な彼ですが、
どうも、「パーキンス時間」なるものがあり、パスを受けると止まってしまう、
ムダな動きが多い、ハンドリングが乏しい・・・と残念な面で自滅・・・
せっかく、我らが攻めるチャンスの際にも押さえ込み過ぎにて、ファール。
(相手の思う壺な面も多々ありw)
試合が止まってしまい、相手にチャンスを与える事も多かったです。
もちろん、パワーでねじこんでフックで決めたり、ダンクをしたり、
果敢にrebをとりに行ったり、ブロックしたりと、
良いプレイも沢山ありますが、ファールを課せられると、
ずっとフロアに出しておくわけには、いきません。
今回も、前々試合同様、救世主(?)デイビスがその代わりに頑張ってくれた面も多々アリ。
彼は、あの大きな体で止めに入り流れを止めます。
相手にとっては、FGを中々決めさせてもらえないので、(デイビスが邪魔でw)
FTで加点しても、フラストレーションが溜まってくる。
これは、我らの作戦です。
そこが、今回も効いたとも言えたでしょう。
(ビズ君には効き目無いけど、ハスレム兄さん辺りにはイケたかも)
自分が攻撃する際にも、あの体でぶつかっていきます。
上手くいけば、バスカンも。その上FT率もまあまあですので、
確実に3point playへ結び付けられるなど、何かと重宝する1人ですね。
そして、時にはフリーになった時パスをもらってミドルからも撃つ。
非常に相手にとっては予測不能な、著しくめんどくさい選手であるかも知れません。
難点は、長時間出せない、有効な時と無効な時の差が激しい、
やらしてみないと解らないって事でしょうか。(博打かw)
そして、易々と相手の計画にハマってしまう面もあり、
まだまだ経験が必要なのも確か。(これはパークにも言える)
2Qの半ばくらいのシーンでは、その経験の差から、
パークがテクニカルを課せられてしまいました。
ハスレムとのポジション取りの際に、です。
今回は、ハスレム兄さんの経験値が上な事から、
アピールが上手かった。それにまんまとハマったパーキンス・・・(ノД`)
(2Q5:40 35-29 BOSリード)
そんなinside陣の自滅や、ファールトラブルを他のメンバーがプレイでかばいます。
2Q残り数分のシーンでは、ピアスのナイスフォロー→スクープショットや、
KGのスティール、ロンドが逆にファールを誘いFTで確実に2/2を収め、
なんとか前半二桁差を開けて終える事が出来た。48-38。
さて、後半。
曰く付きの3Q。
ココ最近、失速説は払拭されていますが、過信は禁物。
フロアはスターターから。
ピアスとロンドは、前半から出ずっぱりです・・・。
二桁差から、もう少し開けてスターターを休ませたい・・・
その思いから、ベテラン陣が3点攻撃。
KGに関しては、バスカンにて3point play。
存在感を示すようにかパークも爆裂ダンク、又もやRayの3などで、
3Q7:23のシーンでは、20点差にまで開けられた。65-46。
このまま保てれば、少しは楽になれるかも・・・との思いは、
即効払拭されるんですけどね。(笑)
エエとこ魅せたら次はダメが目立つパーク・・・、
そして交代で入ったTAのやり過ぎ攻撃→チャージ、
Rayのファール(4つ目)と、
少しづつ暗雲がたちこめて来ました・・・。
3Q2:48のシーンで69-59と10点差に。
Wadeの攻撃での加点が効いてきました。
タイムアウトの後、なんとか二桁差を保ちたい我らですが、
ピアスがチャル君にチェックした際、接触との判定でファール。
しかも3Pレンジででしたので、FT3本をきっちり決めてくるチャル君。
仕掛けるのも上手かったです。チャルマーズ。(笑)
3Q終了時にはもう既に一桁差・・・。71-65。
さあ、最終Q。
我らにとっては、今回で決めておきたい。
だけど、ヒートの加速はハンパ無かったです。
すぐにFGで3点差へ。。゜(゜´Д`゜)゜。4Q10:14 73-70。
その後すぐにRayがlayup+and 1で決めてくれましたが、
直後に5つ目のファール。。。
ベンチに下げるのかしら?と思いましたが、ドクは勝負するとの判断。
その後、デイビスの肉弾3ponit play
Rayの3と、ピアス、KGと連続でベテラン陣のoffにより、
又も点差を開けられました。4Q6:04 88-76。
3点差まで詰められた時はどうなるかと思ったけど、
あのピアスの心の余裕ともとれる顔付きの意味合いが終盤になるほど、
解った気がした。。。メンバーを信頼するってこう言う事なんだなと。
誰かが調子悪ければ、他の誰かがフォローに回る、
チームで試合をしたいです。。。(by Rondo)
だけど、まだ時間が6分もある。観てる側からすれば、ヒヤヒヤしましたけど、
そこからは、集中しながらのプレイで、FGが決まるなどして、
(その間にピアスの3Pレンジ→ファールFTをもらったのに1/3って言うのもアリ(^^ゞ)
試合が終了しました。。。96-86。
今回、ピアス、ロンドに関しては46分ほど、Rayは40分、KGに至っても36分と、
フル稼働。。。今回、TAが悪いバージョンでしたので、少し大変だったです。
そして、この日のロンド、後reb2つでTD達成だったんですが、惜しかったです。
そんな裏には、体調が思わしく無かったとの報道を教えてもらいました。
体調が悪かったから、TDが達成出来なかったと言いたいんでは無くて、
よく、体のキツイ中、チームを指揮し46分も出ながら、
得点、アシスト、rebと奮闘してくれたな・・・と。
途中、ちょっとキレて悪いバージョン、アグレッシブロンドになっちゃいましたが、
そう言う時は、他のメンバーが支える、窮地をしのぎました。
しかし、我らにとって彼は不可欠、game makeは彼がやっています。
バックアップが居ない・・・と言う事が、特に浮き彫りになるわけですが・・・。
WEEI The Three-Pointer: So long Miami, hello Cleveland
By Paul Flanneryさんの記事より。
皆さんよく感じる事でヒートはWade主体・・・
そんな風に感じるのは否め無いけど、良い試合だった、良いチームだった。
5回戦って、ギリギリ運任せで勝てた試合もあったし、
終始悩まされ、精神的にも疲れる面もあった。(Q対ピアス、アロヨ対ロンド、JO対KGなど)
良い試合を魅せてくれて、してくれてありがとう!とヒートの選手にも言いたいです。
だけど、Wadeへ掛かる重圧は少し重かったかも知れませんね。
ファンの皆さんが、もう少しフロアでWadeを観たかった・・・と言うのも、
解らなくも無い。彼は1人の人としても、魅力ある人でした。最後まで。
試合後の会見を観て見ました。
もう私服に着替えての会見でしたが、終始清々しかった。
心中を察すると悔しさでいっぱいなはず。
そんな中でも、プレスに顔を出しチームを代表し答えてくれる姿は、
とても男らしく頼もしかったです。
プレイスタイルだけで無く、人柄としても支持が多いのも納得でした。
ありがとう、マイアミヒート。
ありがとう、Wade!!
by berry-34
| 2010-04-28 14:05
| Celtics