2010年 02月 07日
C's win ugly
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今回は、ある意味歴史的に残るかも知れない、
低迷、不調なチーム、ネッツとのhomeにて対戦でした。
今回も、キャプテンはお休み。
ピアスの代わりのstarterにはTAが務めるラインナップとなり、
後の4人はいつものメンバー。
(Rondo,KG,Ray,Perk,TA)
さて、どうなったでしょうか。
boxscore
さて、試合内容。
結果は、87-96で我らの勝ち。
本当に、今回の試合も内容は良く無い。
ですので題名にも「醜い勝ち」としました。
ネッツは今、リーグの中でも最下位。
とっても厳しい状況で選手がプレイしています。
シーズンが始まって未だ4勝しか出来ていません。
だけど、とっても一生懸命にプレイをしていると言う印象。
同じ厳しい状況下に置かれていながらこないだ対戦した、
どこぞの厄介なチームとは、全くチーム全体の雰囲気が違うな、と言う感じでした。
しかし、我らは「一生懸命」プレイをしているチームに、
お付き合いしながら競った試合をしてる場合ではありません。
我らのinsideが堅いと言う事を理解しての、サイドからの攻めで、
効率よく得点を重ねていってたネッツ。
我らは、Openを作ってもシュートが入らない。
前半は、競るどころか、4Pリードされてハーフを迎えました。
ハーフタイムにはきっとドクから喝入れがあって、
そしてベンチで見守っていたキャプテンからも何か喝入れをされて、
3Qからしめてくるんだろうなーと、思っていました。
が、しかし。
全く、締まったと言う印象も無く、ネッツのペースで試合が運ばれていきました。
もたもたもたもたした印象。
時には我らのdefが崩れてしまい、ペイント内で幾つかネッツにゴールさせてしまうなど、
ベテラン勢が出てたのにも関わらず、ミスも見られましたね。
rayの3Pも決まったりと、点差を1点差まで追い詰める事が出来たり、
相手ミスのOwnゴールにも助けられ、(確かHumphriesのtipだったと思う)
棚ボタ得点ももらえたりと(ロンドの得点になってますw)
ようやく迎えた4Q。
そろそろ、追い上げしなくちゃ、勝てない雰囲気でした。(home試合だと言うのに)
スターターを下げつつ、ハウスが入り加点を期待したいところ。
そして期待通りにハウスはOpenを作ってはアシストパスをもらい決める。
一度決まってからは、どんなけ入るの?と思うくらいに、
ハウスの爆発は止まりませんでした。
最初のきっかけは、Openを作ったけど3Pが撃てそうになかったので、
少し中まで入ってのバンクシュート。
4Qの得点の中で10Pは彼が入れたモノです。(24P中)
このまま攻撃し続けて、主力に頼る事無く最後までいけるかな?と思ったら、
ハウスの撃った3Pが24秒のカウント外だとの判定で、
(shot clock violation.)
refのビデオ再生判定の時間のおかげで、
せっかく勢いがあった我らの流れがピタっと止まってしまいました。
ゴールが決まった3Pは一度スコアに加点されて載りましたが、
判定により(でも微妙だったと思う。入ってた気もした(笑))差し引かれ、
そのムードの中、ネッツが又勢いを吹き返させてしまいました。
せっかく、若手2ndチームで(と言ってもラシードは入ってましたけどw)
頑張って牽引出来るかなと思ったのに、
結局は、残り2分半前くらいの所で、KGとパーキンスを呼び戻さねばならなくなりました。
そして残り1分切った時、KGがミドルからシュートを決めてくれて、
なんとか、又こちらへ流れが向き最終的に勝ちを手にした。
と言った具合でした。
今回の試合、ハウスの銃撃劇が無ければ、勝てていなかったと思われます。
私は観ていて、一体ドクはどう言う考えの下、試合運びをやらせているのか?・・・?や、
ハーフで注意などは無かったのかな?と、
とても不思議に思いましたが、それが後になって解りました。
ハーフタイムでドクは一切ゲームメイクについての話はしなかった。
ただ、選手に対して、「健闘を祈る!」とだけ・・・。
「え?」
と思いましたが、バスケって予測が出来ないスポーツでもあるし、
(大体は解りますけど、瞬時に決断を迫られるシーンが多い)
野球のように、イチイチ監督が全てゲームを支配するわけではありません。
そのシーン、シーンで瞬時に対応出来る力を付けるように、
どうやら、プレイヤーに任せてみようと思っているとの事。
試合でも、ベンチでいつも負けていれば怒鳴っているドクが、
そう言えば、とてもおとなしかったです。(笑)
“I don’t know what it was, we just didn’t play well in the first half,"
said Rivers.
"I thought it was a game that we thought we could just outscore them.
And we have those games. All of a sudden, with about four minutes left in the second quarter, we missed a lot of open shots. And they kept making shots because we weren't defending.
"[The Nets] had a [55-51] lead and I didn’t say much -- very little -- at halftime. I basically said, ‘I don’t think I need to talk. We’re a defensive team and tonight we want to outscore them.’ And I said, ‘Good luck.’ That was about it. But in the second half, they were terrific. Our defensive energy picked up and that’s why we won the game."
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この所、チームケミストリーが悪いと噂をされている我らですが、
遡る事数試合前、a wayのDET戦の負けの後、ロッカールームでrayとロンドが、
向き合って真剣に話をしていたんだそう。
前から、rayとロンドの関係はあまり上手くいってないと言われていて、
前はロンドが「僕の言う事は間違っていない」と言った主張のぶつけ合いだったけど、
今回は違う。
rayの話も聞きながら、自分の考えもぶつけると言う形に。
キャリアも長く同じガード陣として、
rayの話はロンドにとっても、とてもためになるでしょう。
だけど、若いロンドですから「いちいちうるさい」って思ってる面も無いとも思えませんが、
今やチームを引っ張っていけるスキルも身に付けて来たロンド。
ゲームメイクを考え、司令塔ではありますが、コート上での皆の意見を聞くのも必要です。
Ubuntu!とCamaraderieです。
そう言った意味では、無駄な話し合いではなかったんでは無いでしょうか。
すぐに結果が現れなくても、先々でチームの為になり、
ロンド自身の為になるんでは無いかなと、思います。
rayは自身が不調に加え、契約の件も抱えて精神的にも辛い状態ですが、
こうやって、若手へ伝える事で若手は育っていくのかも知れませんね。
その為にも、Don't trade Ray!!ですよ。(笑)
チームとして勝つと言う事は大前提ですけど、
1人が頑張るのでは無く、チーム皆で力を合わせて~と言う精神が、
大切なんでしょうね。でも勝たなきゃチャンピオンにはなれないのですが。
MVPとかスタッツとか、もちろんとても個人の冠を獲ると言う事にも意味はあると思いますし、
名誉な事なのでしょうが、(スタッツはお給料にも関わるしねw)
幾らMVPを沢山取っても、スタッツが凄くても、
1試合に歴史に残るような得点を残したとしても、
リングはチームでしか獲得出来ません。
このような意味合いの事を、ドクはプレイヤーに(特に若い)気付いて欲しいと、
考えているのでは無いでしょうか。
今回の主役は、スコアリーダーのrayでは無くて、ハウスでしょう。
決して彼はガードとしてボールハンドリングも上手く無いし、
defも上手く無い。しかし彼の最大の武器はクイック3です。
これがとても機能し、我らを助けたと言える試合であったでしょう。
そして、前の記事にも書きましたが、rayの出場時間が長い件で、
バックアップとして、今回はビルウォーカーが出ていました。
残念ながら得点はFTを決めた2Pのみでした。( ´Д⊂
まだまだ、ベテラン勢のバックアップとして中々活躍も成績も残せない若手ですが、
成長を期待しています!
うわぁーすんごい長い記事w
自分でも読み返しても嫌になるくらいなので、
読み手の方は、もううんざりかも・・・(^^ゞすみません。
でも、どれだけ沢山プレイヤーの名前を知っているかとか、
スタッツ等を満遍なく見ててNBAを知ってるんだよ~と言った方々に、
試合を観てもいないのに、我らのチームの事を悪く言われるのは、
とっても悔しいので。(笑)
昨日の試合後インタビューyoutubeや記事など。
記事参考:ESPN BOSTONより。
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次試合マジック戦、(現地2/7 at home)には、一応情報ではマーキスDと、
キャプテンが戻って来るとの予想です。
キャプテン復帰かも?の記事は、こちら。
「Paul Pierce Practices Saturday, Expects to Play Sunday Against Magic 」
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博士級です!(笑)
クイズ形式でNBAを知りながら学べるのは、楽しい方法ですよね☆
皆様も是非!!ヽ(´ー`)ノ
by berry-34
| 2010-02-07 15:34
| Celtics